今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか
evidenceに基づいた内科の問題解決
循環器
腸骨動脈閉塞症に対するステント留置療法と経皮的血管形成術(PTA)との比較
Johanna L. Bosch
1
,
上村 隆元
2
1ロッテルダム大学医学部生物統計学疫学教室
2慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室
pp.2130-2133
発行日 1998年12月10日
Published Date 1998/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909436
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ポイント
●オランダにおけるメガトライアルのデータを用い,腸骨動脈閉塞症に対する複数の治療法を比較評価した.
●医療経済学的なアプローチを行い,費用と治療後に獲得された効用値について定量的評価を行った.
●PTA(後)の補助的適応としてのステント留置が最も良好な費用-効果比を示すことが,本データからは得られた.
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