今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
血管系のInterventional Radiology
血管形成術
下肢閉塞性動脈硬化症に対するIVR—バルーンPTA
村上 龍次
1
,
興梠 征典
1
,
高橋 睦正
1
1熊本大学医学部放射線医学
pp.1067-1069
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905131
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ポイント
●Fontaine II度以上,狭窄率50%以上がバルーンPTAの適応となり得る.
●理想的対象は,石灰化を伴わない3cm以下の中心性狭窄で,末梢のrunoffが良好な病変である.
●初期成功率は80~90%である.
●外科手術と比較して侵襲が少ないが,重篤な合併症も起こり得るとの認識が必要である.
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