特集 術前・術後管理 '91
G.術式別の術後管理
胆道結石衝撃波破砕術
伊勢 秀雄
1
,
北山 修
1
,
阿部 裕
1
,
松野 正紀
1
1東北大学医学部第1外科
pp.162-163
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900602
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■特徴■
体外衝撃波胆石破砕療法は,1986年に西ドイツのミュンヘン大学グループによる胆嚢結石治療の報告1)が嚆矢であり,本邦においては1988年より臨床治験が始まり,またたく間に全国に広まった治療法である.胆石を破砕して細片化し,これらを溶解または腸管へ排出させて結石消失を図るため,術後に胆石疝痛などが高頻度に発生する.しかし,非観血的であり,かつ機能を有する胆嚢を温存できる利点がある治療法である.
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