Japanese
English
臨床報告
穿孔性虫垂炎術後に発症したヘルペス食道炎の1例
A case of herpetic esophagitis after operation for perforative appendicitis
木附 久雄
1
,
城崎 洋
1
,
光石 和夫
1
,
中山 吉福
1
,
村山 寛
2
,
志村 秀彦
2
Hisao KITSUKI
1
1福岡大学医学部第1外科
2福岡大学医学部第1病理
pp.499-502
発行日 1991年4月20日
Published Date 1991/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900422
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はじめに
ヘルペス食道炎は,剖検時に偶然診断されることが多く,生前診断の報告例はきわめて稀である1〜14).今回われわれは,穿孔性虫垂炎術後に黒色便,難治性吃逆を主訴として発症し,内視鏡所見および生検病理組織所見よりヘルペス食道炎と診断した症例を経験したので報告する.
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