膵臓手術の要点—血管処理からみた術式の展開・10(完)
膵内分泌腫瘍の手術
加藤 紘之
1
,
下沢 英二
1
,
児嶋 哲文
1
,
奥芝 俊一
1
,
田辺 達三
1
1北海道大学医学部第2外科
pp.471-473
発行日 1991年4月20日
Published Date 1991/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900416
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はじめに
膵内分泌腫瘍は稀な疾患ではあるが,適切な診断と治療によって多年の病悩がとれ,十分な社会復帰を果たし得る.初診医によっていかにこれらの疾患を疑われるかが鍵であることはもちろんであるが,外科医は,最少の侵襲と膵機能をできるだけ保持することに意を払う必要がある1〜6).
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