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特集 癌手術の補助療法—現状と展望
胆嚢・膵臓癌手術の補助療法
Adjuvant therapy following curative resection of gallbladder cancer and of pancreatic cancer : Current status and perspective
加藤 道男
1
,
宮崎 直之
1
,
石田 常之
1
,
齋藤 洋一
1
Michio KATO
1
1神戸大学医学部第1外科
pp.1765-1776
発行日 1990年11月20日
Published Date 1990/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900314
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胆嚢癌と膵癌治療の概要と外科治療成績の分析から癌手術の補助療法の必要性について検討した.そのなかで,補助化学療法としては有効率の高い薬剤を選択すること,さらには交差耐性を示さない抗腫瘍剤を併用することが望ましいと考えられた.また,化学療法と放射線療法の両者を施行することにより,腫瘍の遠隔転移再発と局所再発を制御できる可能性を考察した.そして術後遠隔成績の向上には,集学的治療の一環として今後補助療法を積極的に試みるべきとの考えを述べた,
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