カラーグラフ Practice of Endoscopy
胃・十二指腸内視鏡シリーズ・Ⅷ
ヒータープローブ法による胃・十二指腸出血に対する内視鏡的止血法
田辺 聡
1
,
横山 靖
1
,
小泉 和三郎
1
,
木田 光広
1
,
西元寺 克禮
1
,
比企 能樹
2
1北里大学医学部内科
2北里大学医学部外科
pp.1701-1704
発行日 1990年11月20日
Published Date 1990/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900306
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近年,上部消化管出血に対する各種内視鏡的止血法の進歩はめざましく,エタノールなどの薬剤局注法,熱により蛋白凝固を起こし止血をはかるマイクロウェーブ,レーザー法などがあげられる.同様に熱による蛋白凝固で止血する方法としてヒータープローブ法が開発され,良好な成績を得ている.
今回はヒータープローブ法の止血成績,止血手技などについて紹介する.
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