特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から
原発性肺癌
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山口 豊
1
1干葉大学医学部肺癌研究施設外科
pp.1646-1647
発行日 1990年10月30日
Published Date 1990/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900293
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肺癌における保存的治療の意味するところは,非観血的な治療,すなわち抗癌剤による化学療法,放射線療法を行うか,これら治療による副作用によるマイナス面を考慮した患者のquality of life(以下QOLと略す)を保つ治療をいうと考える.
本稿では,保存的治療の適応と限界について述べられた内科,外科側のそれぞれの意見にコメントを加えながら,筆者の考え方を述べることにする.
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