日本看護診断学会第1回学術大会報告 看護診断の発達と課題
【ケーススタディ】
<コメント>
藤村 龍子
1
1東海大学健康科学部看護学科
pp.79-80
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100416
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本研究は,“自分が生きていること,自分が存在していることを最後まで実感していた患者S.I.さんの意思”に焦点を置いたケーススタディである.その焦点は看護学生がこの苦痛に満ちた複合的な問題状況にどのように対応していったのか,看護教師としてその指導過程において明らかになっていった診断プロセス・看護介入にあり,これについて批判的検討を加えながら考察し,報告している.
コメンテーターとしての見解を,次の5つの視点から述べたい.
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