特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から
原発性肺癌
内科から
青柴 和徹
1
,
金野 公郎
1東京女子医科大学第1内科
pp.1641-1645
発行日 1990年10月30日
Published Date 1990/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900292
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原発性肺癌に対する治療手技は年々確実に進歩しつつあるとはいえ,その治療成績は必ずしも満足しうるものではない.事実,5年生存率にしても約15%にすぎず,さらに年間約32,000名もの症例が本症によって死亡している現状でもある.
肺癌の基本的な治療方針は病期,組織型および患者の全身状態を総合判断し決定されることは無論のことである.
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