Japanese
English
臨床報告
筋強直性ジストロフィー症患者2例の開腹手術経験
Laparotomies in two patieits with dystrophia myotonia
山口 敏之
1
,
臼井 健二
1
,
清水 蔵一
1
,
美濃 一博
2
,
津田 基晴
2
,
山本 恵一
2
Toshiyuki YAMAGUCHI
1
1小諸厚生総合病院外科
2富山医科薬科大学第1外科
pp.1281-1284
発行日 1990年10月20日
Published Date 1990/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900204
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はじめに
筋強直性ジストロフィー症は1909年Steinertらにより総合的に記載された筋強直,筋萎縮(特に顔面,頸部),白内障,若禿,性腺萎縮,内分泌機能不全などによって特徴づけられる遺伝性変性疾患である.本疾患は発症頻度が約10万人に1人の比較的稀な疾患であるが1),われわれは本症を合併した2症例に対して開腹手術を行う機会を得たので若干の文献的考察を加え報告する.
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