今月の主題 ミオパチー最近の進歩
多組織性疾患
筋強直性ジストロフィー症
佐藤 元
1,2
,
奥山 秀弥
2
1東北大脳研
2東北大神経内科
pp.2128-2130
発行日 1976年12月10日
Published Date 1976/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206978
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筋強直性ジストロフィー症(myotonic dystrophy,MDと略す)はSteinert病ともよばれ,筋強直,筋力低下,筋萎縮,平滑筋障害,前頭部脱毛,性腺その他内分泌機能低下など多組織に障害を起こし,常染色体優性遺伝を示す遺伝性多組織性疾患(heredo-familiar multisystemic disease)の性格を最も強くそなえているもののひとつであるといえる.
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