Japanese
English
臨床報告
所属リンパ節にサルコイド反応を認めた早期胃癌の1例—その病理学的解析と文献的考察
Early gastric cancer with sarcoid reaction observed in the regional lymphnodes
日馬 幹弘
1
,
木村 幸三郎
1
,
小柳 泰久
1
,
鈴木 和信
1
,
斉藤 伸一
1
,
海老原 善郎
2
Mikihiro KUSAMA
1
1東京医科大学外科
2東京医科大学病院病理部
pp.363-366
発行日 1990年3月20日
Published Date 1990/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900058
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はじめに
各種悪性腫瘍の所属リンパ節には,稀にサルコイド様肉芽腫(サルコイド反応)を認めることが知られている.これらの多くは,進行癌において認められ,早期癌ではあまり報告がない.著者らは,早期胃癌にサルコイド反応のみられた症例を経験し,本邦での早期胃癌における合併例6例とともに,臨床病理学的検討を加えたので報告する.
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