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特集 徹底解説 大腸癌治療ガイドライン2024
詳説
肛門管扁平上皮癌に対する化学放射線療法
Chemoradiotherapy for squamous cell carcinoma of the anal canal
室伏 景子
1
Keiko MUROFUSHI
1
1東京都立駒込病院放射線治療科
キーワード:
化学放射線療法
,
肛門温存率
,
強度変調放射線治療
Keyword:
化学放射線療法
,
肛門温存率
,
強度変調放射線治療
pp.1034-1039
発行日 2024年9月20日
Published Date 2024/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214642
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【ポイント】
◆肛門管扁平上皮癌に対する標準治療は,高い無人工肛門造設生存率を期待できる化学放射線療法である.
◆至適な併用化学療法はフルオロウラシル(5-FU®)+マイトマイシンC(MMC)であり,MMCが使用できない場合には,代替役としてシスプラチン(CDDP)の使用が許容される.
◆放射線治療による消化管の有害事象低減を目的に,照射時の蓄尿や強度変調放射線治療(IMRT)により消化管の照射体積低減を図る.
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