症例
外耳道扁平上皮癌に対するcetuximab併用IMRTの1例
横内 順一
1
,
小澤 由季子
2
,
加藤 正子
2
,
成田 雄一郎
1
,
西澤 尚徳
3
,
長岐 孝彦
3
,
太田 修司
3
1青森県立中央病院 腫瘍放射線科
2昭和大学 放射線治療科
3青森県立中央病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
外耳道癌
,
扁平上皮癌
,
セツキシマブ
,
強度変調放射線治療
Keyword:
外耳道癌
,
扁平上皮癌
,
セツキシマブ
,
強度変調放射線治療
pp.1201-1204
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000111
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外耳道癌はまれな疾患なため一施設での症例数が少なく,病期診断,治療方針などが確立されていない。これまでの報告によると転移の頻度は低く,治療方針決定のために重要なのは正確に原発巣の進展範囲を把握し,切除が可能か否かを判断することで,非治癒切除あるいは切除困難な場合は放射線治療が選択される1)2)。早期の場合は放射線治療が有効とする報告もあるが,化学療法併用の有効性に一定の見解はない3)4)。
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