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特集 よくわかる肛門疾患—診断から手術まで
各論
肛門の扁平上皮癌の治療
Treatment of anal squamous cell carcinoma
髙橋 里奈
1
,
百瀬 裕隆
1
,
河合 雅也
1
,
小島 豊
1
,
坂本 一博
1
Rina TAKAHASHI
1
1順天堂大学附属順天堂医院大腸肛門外科
キーワード:
肛門癌
,
扁平上皮癌
,
放射線化学療法
Keyword:
肛門癌
,
扁平上皮癌
,
放射線化学療法
pp.967-971
発行日 2022年8月20日
Published Date 2022/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213799
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【ポイント】
◆肛門周囲皮膚の高分化型扁平上皮癌(T1〜2,N0)症例では,局所切除の適応となる.
◆上記以外の肛門扁平上皮癌の治療の基本は,5-FUとマイトマイシンを併用した化学放射線療法(CRT)である.
◆初回治療後に局所再発を認めた場合には,サルベージ手術の適応となる.
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