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特集 徹底解説 大腸癌治療ガイドライン2024
詳説
大腸ステントの適応
Colonic stenting for obstructive colorectal cancer
石黒 めぐみ
1
Megumi ISHIGURO
1
1東京医科歯科大学ヘルスサイエンスR&Dセンター
キーワード:
大腸ステント
,
閉塞性大腸癌
,
bridge to surgery
,
BTS
,
血管新生阻害薬
Keyword:
大腸ステント
,
閉塞性大腸癌
,
bridge to surgery
,
BTS
,
血管新生阻害薬
pp.998-1003
発行日 2024年9月20日
Published Date 2024/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214635
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【ポイント】
◆薬物療法の適応となる患者に対するステント治療は,穿孔のリスク,重要なkey drugである血管新生阻害薬の使用を制限し予後を短縮するリスクがあるため,推奨されない.
◆薬物療法の適応となる患者では,ステント留置を行う前に,薬物療法担当医と十分に適応について検討する必要がある.
◆Bridge to surgery(BTS)としてのステント治療は複数の利点があり弱く推奨されるが,直腸癌では肛門温存が不可能になる場合もあることに注意する.
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