病院めぐり
大分赤十字病院外科
福澤 謙吾
1
1大分赤十字病院外科
pp.211
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214445
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大分赤十字病院は大分市の中心部にある340床の急性期病院です.外科は消化器,呼吸器,乳腺外科を中心に11人で診療にあたっています.当院は地域癌診療連携拠点病院として癌の診療を柱とした診療を行っており,日本外科学会,消化器外科学会の専門医制度指定修練施設,日本肝胆膵外科学会高度技能医修練施設A,食道外科専門医準認定施設,日本乳癌学会,呼吸器外科学会の認定関連施設を標榜し,年間900例前後の手術を行っております.
当院は1999年(平成11年)に内科,放射線科と共に集学的治療を行う肝胆膵センターを設立し,特に肝胆膵外科の高難度手術はハイボリュームセンターとして年間130例前後の肝切除や膵切除を行っています.消化器外科領域のSubspecialityとしての肝胆膵外科高度技能専門医を目指す修練医を毎年受け入れており,これまでに4人が合格しました.当院は特に膵癌の症例が多く手術症例数は九州でも2,3番目で県内全域および隣接県からも患者さんが集まってきます.
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