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特集 ゲノム医学を外科診療に活かす!
癌種別・ゲノム情報の治療選択への活用
乳癌—乳癌におけるがんゲノム情報と遺伝情報の活用
Clinical practice based on genomic and genetic information in breast cancer
佐藤 綾花
1
,
田辺 真彦
1
Ayaka SATO
1
1東京大学医学部附属病院乳腺内分泌外科
キーワード:
がんゲノムプロファイリング検査
,
多遺伝子発現アッセイ
,
遺伝性乳癌
Keyword:
がんゲノムプロファイリング検査
,
多遺伝子発現アッセイ
,
遺伝性乳癌
pp.162-167
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214435
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【ポイント】
◆乳癌では,「腫瘍における体細胞のゲノム情報」と「生殖細胞系列の遺伝情報」が治療選択やがん予防に活かされている.
◆がんゲノムプロファイリング検査で「体細胞のゲノム情報」に基づく治療の可能性を探るほか,多遺伝子発現アッセイに基づく治療選択も実臨床で行われている.
◆「生殖細胞系列の遺伝情報」を扱う検査には,BRCA1/2遺伝子検査や多遺伝子パネル検査がある.
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