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特集 直腸癌局所再発に挑む—最新の治療戦略と手術手技
手術各論
仙骨合併切除を伴う骨盤内臓全摘術
Total pelvic exenteration with sacral resection for local recurrence of rectal cancer
山田 一隆
1
,
佐伯 泰愼
1
,
高野 正太
1
,
福永 光子
1
,
田中 正文
1
,
中村 寧
1
,
濵田 博隆
1
,
伊禮 靖苗
1
,
桑原 大作
1
,
玉岡 滉平
1
,
辻 順行
1
,
高野 正博
1
Kazutaka YAMADA
1
1大腸肛門病センター高野病院消化器外科
キーワード:
直腸癌局所再発
,
仙骨浸潤型局所再発
,
仙骨合併骨盤内臓全摘術
Keyword:
直腸癌局所再発
,
仙骨浸潤型局所再発
,
仙骨合併骨盤内臓全摘術
pp.572-578
発行日 2022年5月20日
Published Date 2022/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213715
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【ポイント】
◆直腸癌局所再発の浸潤形式は,限局型(前方再発)・仙骨浸潤型(後方再発)・側方浸潤型(側方再発)に分類される.
◆局所再発に対するTPES(TPE with sacral resection)は,限局型で9例(19.6%),仙骨浸潤型で19例(65.5%),側方浸潤型で4例(33.3%)に行われた.
◆治癒切除例の5年生存率は限局型(44例)で45.9%,仙骨浸潤型(23例)で27.7%,側方浸潤型(1例)で0%であった.
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