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特集 これだけは押さえたい!—大腸癌取扱い規約・治療ガイドライン—改訂のポイント
大腸癌取扱い規約第9版
肛門管癌—腺癌と扁平上皮癌の治療戦略の違いと,規約第8版と規約第9版(TNM分類第8版)の相違
Anal canal cancer;Differences in treatment strategies between adenocarcinoma and squamous cell carcinoma, and TNM classification of anal canal cancer eighth edition.
山田 一隆
1
,
佐伯 泰愼
1
,
高野 正太
1
,
岩本 一亜
1
,
福永 光子
1
,
田中 正文
1
,
野口 忠昭
1
,
中村 寧
1
,
深見 賢作
1
,
濵田 博隆
1
,
辻 順行
1
,
高野 正博
1
Kazutaka YAMADA
1
1大腸肛門病センター高野病院外科
キーワード:
肛門管癌
,
TNM分類
,
腺癌
,
扁平上皮癌
Keyword:
肛門管癌
,
TNM分類
,
腺癌
,
扁平上皮癌
pp.934-938
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212560
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【ポイント】
◆本邦における肛門管癌は欧米に比べて発生頻度が低く,扁平上皮癌症例が低率で,腺癌症例が多く認められる.
◆肛門管癌TNM分類第8版における変更点は,肛門管部位の定義とN因子(外腸骨リンパ節追加とN1へ一本化)である.
◆肛門管癌(腺癌)の治療戦略は直腸癌と同じであり,肛門管癌(扁平上皮癌)の治療戦略は化学放射線療法である.
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