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特集 直腸癌局所再発に挑む—最新の治療戦略と手術手技
手術各論
ロボット支援下骨盤内臓全摘術
Robotic pelvic exenteration
岩田 乃理子
1
,
絹笠 祐介
1
Noriko IWATA
1
1東京医科歯科大学消化管外科学分野
キーワード:
ロボット支援下手術
,
骨盤内臓全摘術
,
進行直腸癌
Keyword:
ロボット支援下手術
,
骨盤内臓全摘術
,
進行直腸癌
pp.565-571
発行日 2022年5月20日
Published Date 2022/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213714
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【ポイント】
◆膀胱前腔でのdorsal vein complex(DVC)処理など狭い空間での結紮や止血操作が必要な術式であり,ロボット支援下の特徴である多関節機能や術野の安定性が有効である.
◆難易度が高くかつ患者のQOLを大きく左右する術式であり,患者の耐術能評価や腫瘍の進展状況を見極め,術式が適切かを慎重に判断すべきである.
◆術者/チームとしての習熟度に応じた症例の選択と,必要に応じて躊躇なく開腹手術へ移行する心構えが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年5月末まで)。
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