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特集 “超”高難度手術! 他臓器合併切除術を極める
肝胆膵の拡大手術
門脈腫瘍栓合併肝細胞癌に対する外科治療—門脈腫瘍栓の進展度,形態および進展速度を考慮した治療戦略
Surgical treatment for patients with hepatocellular carcinoma and portal vein tumor thrombus:therapeutic strategy for portal vein thrombus taking its progression, form, and growth velocity into consideration
権 英寿
1
,
木戸 正浩
1
,
田中 基文
1
,
蔵満 薫
1
,
小松 昇平
1
,
粟津 正英
1
,
宗 慎一
1
,
福本 巧
1
Hidetoshi GON
1
1神戸大学医学部附属病院肝胆膵外科
キーワード:
肝細胞癌
,
門脈腫瘍栓
,
進展速度
,
肝切除
Keyword:
肝細胞癌
,
門脈腫瘍栓
,
進展速度
,
肝切除
pp.56-61
発行日 2020年1月20日
Published Date 2020/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212809
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【ポイント】
◆門脈腫瘍栓合併肝細胞癌の治療では,急速な腫瘍栓の進展を考慮した治療選択が必要となる.
◆門脈腫瘍栓合併肝細胞癌の肝切除では腫瘍栓の形態や進展度によって適切な摘出法を選択する.
◆門脈腫瘍栓の進展の速い症例であっても,迅速に手術加療を含む集学的治療を行うことで予後が期待できる.
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