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特集 これだけは押さえたい!—大腸癌取扱い規約・治療ガイドライン—改訂のポイント
大腸癌治療ガイドライン2019
外科医が行う補助化学療法
The adjuvant chemotherapy for Stage Ⅲ colorectal cancer
岡﨑 聡
1
,
石川 敏昭
1
,
植竹 宏之
1
Satoshi OKAZAKI
1
1東京医科歯科大学大学院総合外科学
キーワード:
オキサリプラチン併用療法
,
末梢神経障害
,
フッ化ピリミジン単独療法
Keyword:
オキサリプラチン併用療法
,
末梢神経障害
,
フッ化ピリミジン単独療法
pp.972-977
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212569
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【ポイント】
◆オキサリプラチン(OX)併用療法は,最も再発抑制・予後改善効果の高いレジメンある.
◆OXによる末梢神経障害の出現頻度は用量依存的に増加し,補助療法終了3年後も約20%の症例で症状が残存する.
◆再発高リスクでは6か月のOX併用療法が推奨され,再発低リスクでは3か月のCAPOX療法か6か月のFP単独療法がオプションとなる.
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