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特集 これだけは押さえたい!—大腸癌取扱い規約・治療ガイドライン—改訂のポイント
大腸癌治療ガイドライン2019
外科医が知っておくべき進行再発切除不能癌の治療戦略—腫瘍占居部位とマーカー
The strategy of systemic therapy for unresectable colorectal cancer
井上 博登
1
,
山﨑 健太郎
1
Hiroto INOUE
1
1静岡県立静岡がんセンター消化器内科
キーワード:
切除不能進行再発大腸癌
,
ガイドライン
,
腫瘍占居部位
Keyword:
切除不能進行再発大腸癌
,
ガイドライン
,
腫瘍占居部位
pp.978-982
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212570
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【ポイント】
◆切除不能進行再発大腸癌に対する薬物療法では,薬物療法の適応可否,遺伝子変異の有無,腫瘍占居部位によって一次治療の方針を検討する.
◆BRAF遺伝子変異型は予後不良であるが,FOLFOXIRI+BEVが有望な治療レジメンである.
◆RAS/BRAF遺伝子野生型の左側原発例ではより抗EGFR抗体薬併用レジメンが,右側原発例ではよりBEV併用レジメンが推奨される.
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