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特集 医療経済からみた大腸癌化学療法
大腸癌術後補助化学療法の医療経済性評価
Perspective on cost-effectiveness analysis of adjuvant chemotherapy for colorectal cancer
石黒 めぐみ
1
,
石川 敏昭
2
,
植竹 宏之
2
,
杉原 健一
1
megumi ISHIGURO
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科腫瘍外科学
2東京医科歯科大学大学院応用腫瘍学
pp.46-52
発行日 2011年1月20日
Published Date 2011/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103379
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【ポイント】
◆医療経済性は「費用対効果(cost-effectiveness)」(かかる費用に見合う効果が得られるか)で評価される.
◆費用対効果は,治療法の妥当性を評価したり,効果が同等とされる複数の治療法を比較したりする際に有用な指標となる.
◆補助化学療法では重篤な有害事象や過大な費用負担は許容できないため,医療経済性評価による治療の妥当性の検討も必要である.
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