病院めぐり
中野胃腸病院外科
安藤 拓也
1
1中野胃腸病院外科
pp.505
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212450
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当院は1967(昭和42)年4月に愛知県知立市に中野胃腸科として創立され,1982(昭和57)年10月に現在地の愛知県豊田市駒新町に中野胃腸病院(67床)として移転し,地域の消化器専門病院として地域医療にかかわってきました.昭和50年代の早い段階から内視鏡検査には特に力を入れており,できるだけ苦痛なく検査を受けられるように鎮静下での内視鏡検査を行ってきました.当院のある愛知県の三河地域はトヨタ自動車のお膝元であり,デンソーやアイシンなどのトヨタ関連企業も多いため,企業健診での精密検査として胃や大腸の内視鏡検査のニーズも多くあり,胃癌や大腸癌の早期発見や治療に貢献してきました.1993年には健診センターを併設して胃カメラを積極的に導入しています.2000年に日本病院機能評価機構の認定を受けており,2017年には開院50周年を迎えました.
現在は病院と健診センターをあわせて,上部消化管内視鏡検査は年間約20,000件,下部消化管内視鏡検査は年間約6,500件と多数の内視鏡検査を行っています.多数の内視鏡検査から見つかった消化器疾患を中心に,内視鏡治療から外科治療まで当院にて行っています.
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