Japanese
English
特集 胃癌治療ガイドライン最新版を読み解く—改定のポイントとその背景
腹腔鏡下胃切除術の足跡と今後—幽門側胃切除術と胃全摘術
History and future perspective of laparoscopic gastrectomy:current evidence and unsolved questions
谷岡 利朗
1
,
小嶋 一幸
1
,
梅林 佑弥
1
,
齋藤 稔史
1
,
福与 涼介
1
,
金本 栄美
1
,
五木田 憲太朗
1
,
小林 建太
1
,
中川 正敏
1
,
井ノ口 幹人
1
Toshiro TANIOKA
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院胃外科
pp.1191-1195
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212180
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆腹腔鏡下幽門側胃切除術はcStage Ⅰの胃癌症例に対する標準治療の選択肢の一つである.
◆進行胃癌における腹腔鏡手術の適応は,現時点では推奨する根拠に乏しい.
◆cStage Ⅰの胃癌症例に対する腹腔鏡下胃全摘術・噴門側胃切除術も標準治療の選択肢の一つになる可能性が高い.
◆標準治療の選択肢となる症例でも,実臨床での適応は各施設で慎重に決められるべきである.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.