Japanese
English
特集 外科医が知っておくべき—最新Endoscopic Intervention
各論:肝胆膵
WONを含む急性膵炎後の局所合併症に対する内視鏡治療
Endoscopic management of pseudocyst or walled-off necrosis after acute pancreatitis
中井 陽介
1
,
伊佐山 浩通
1,2
,
山本 夏代
3
,
木暮 宏史
1
,
水野 卓
1
,
高原 楠昊
1
,
多田 稔
1
,
小池 和彦
1
Yousuke NAKAI
1
1東京大学医学部消化器内科
2順天堂大学医学部消化器内科
3東芝病院消化器内科
pp.205-210
発行日 2018年2月20日
Published Date 2018/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211942
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆Walled-off necrosisを含む膵周囲液体貯留に対する治療は,最近では超音波内視鏡ガイド下ドレナージが第一選択となることが多い.
◆可能であれば超音波内視鏡ガイド下ドレナージは,液体貯留が被包化される4週目以降に行う.
◆近年は初回ドレナージ時からネクロゼクトミーを行うよりも,低侵襲な治療から開始するstep-up approachが予後を改善するとされている.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.