肝胆膵領域における最新の画像診断
最新の内視鏡的逆行性膵胆管造影と膵管腔内超音波検査
毛利 大
1
,
伊佐山 浩通
,
濱田 毅
,
永野 里枝
,
宮林 弘至
,
山本 恵介
,
水野 卓
,
八島 陽子
,
八木岡 浩
,
川久保 和道
,
佐々木 隆
,
木暮 宏史
,
外川 修
,
有住 俊彦
,
松原 三郎
,
伊藤 由紀子
,
中井 陽介
,
山本 夏代
,
笹平 直樹
,
平野 賢二
,
辻野 武
,
戸田 信夫
,
多田 稔
,
小俣 政男
,
小池 和彦
1東京大学 消化器内科
キーワード:
病的狭窄
,
膵臓腫瘍
,
胆管疾患
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
胆嚢腫瘍
,
膵石
,
膵炎-慢性
,
管腔内超音波診断
Keyword:
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Bile Duct Diseases
,
Constriction, Pathologic
,
Gallbladder Neoplasms
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatitis, Chronic
pp.159-164
発行日 2011年2月1日
Published Date 2011/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011113928
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膵管腔内超音波検査(IDUS)は内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)に引き続き行える検査で、その簡便さと精密な画像診断能により胆膵領域において必須といえる手技である。当院でもERCPの約3割にIDUSを施行しており、造影でとらえきれない結石や、狭窄の精査、腫瘍の存在診断や進展度評価に有用である。しかし、依然として胆管癌の表層進展などの課題を残す。IDUS登場から20年が経ち、改めてその有用性と限界について検討が必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2011