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特集 目で見る腹腔鏡下肝切除—エキスパートに学ぶ!
エキスパートに学ぶ手技
肝左葉切除—肝門個別処理と一括処理
Laparoscopic left hemi-hepatectomy:division of each portal triad and en bloc division
金沢 景繁
1
Akishige KANAZAWA
1
1大阪市立総合医療センター肝胆膵外科
pp.308-317
発行日 2017年3月20日
Published Date 2017/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211544
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【ポイント】
◆腹腔鏡下肝左葉切除術を安全に施行するためには,内視鏡外科と肝臓外科の両方に精通している必要があり,腹腔鏡下minor resectionの十分な経験が必要である.
◆肝門部脈管処理の際,グリソン根部より離れた部位に存在する腫瘍に対しては原則としてグリソン一括処理を,それ以外では個別処理を行うようにしている.
◆肝実質切離操作を左背側から,中肝静脈を中枢から末梢側に向けて施行できることも腹腔鏡下肝左葉切除術のメリットの一つである.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年3月末まで)。
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