増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅱ章 外傷外科
総論
外傷外科におけるIVR
船曵 知弘
1
Tomohiro FUNABIKI
1
1済生会横浜市東部病院救命救急センター
pp.147-152
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211364
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■はじめに
外傷患者の救命のためには,酸素化の維持,出血のコントロール,頭蓋内圧の制御,感染の回避などが重要である.出血をコントロールする止血術の1つとしてinterventional radiology(IVR)は確立されたものになっている.しかしながら,その考え方や方法を誤ると致命的になりうるため,十分な知識と経験から戦略を構築し,症例に合った戦術を選択しなければならない.
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