徹底分析シリーズ ステントグラフト治療最前線
外傷性大動脈損傷に対するステントグラフト治療—ステントグラフト内挿術が変えた治療方針の転換
船曵 知弘
1
Tomohiro FUNABIKI
1
1済生会横浜市東部病院 救命救急センター
pp.990-993
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201211
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外傷性大動脈損傷blunt aortic injury(BAI)は,致死的であり,病院に搬送される前に死亡に至ることも多い損傷の一つである1)。これに対するステントグラフト(SG)の有用性に関する報告も増え,2015年にEastern Association for the Surgery of Trauma(EAST)からガイドライン2)が発表されている。
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