病院めぐり
けいゆう病院外科
松本 秀年
1
1けいゆう病院外科
pp.626
発行日 2016年5月20日
Published Date 2016/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211180
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けいゆう病院は,昭和8年に警察職員の警察病院建設母体として財団法人「神奈川県警友会」が設立され,警察官の拠出金や寄付金,宮様方からの御下賜金を賜り,これを資金に警察病院として建築され,昭和9年から山下町で運営されてきました.横浜市内では有数の歴史と伝統を誇る病院です.平成8年にみなとみらい地区に移転し,現在の名称になり,すべての病室から横浜の海が見渡せる,立地に相応しいアメニティーを有する病院として生まれ変わりました.みなとみらいは,横浜都心部の再生を目指したウォーターフロント都市再開発によって建設された街で,21世紀の未来型都市を目指し,昭和58年に着工しました.当院が移転した平成8年頃には現在のような高層ビルはなく,海上から見ても大いに目立つ病院でした.
現在では一般病床410床の急性期総合病院です.現在の常勤医数は102名で,診療科は呼吸器内科,循環器内科,消化器内科,血液内科,糖尿病内分泌内科,腎臓内科,神経内科,緩和ケア内科,消化器外科,呼吸器外科,乳腺外科,血管外科,整形外科,形成外科,精神科,皮膚科,小児科,泌尿器科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科が常勤で診療を行っています.当院は開設当時より,全診療科において慶應義塾大学の関連施設で,他診療科間の相互関係は非常に良好であり,風通しのよい医局環境となっております.
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