Japanese
English
特集 大腸癌肝転移—最新の治療ストラテジー
治療の実際
肝動注療法
Hepatic arterial infusion chemotherapy
加藤 弥菜
1
,
山浦 秀和
1
,
佐藤 洋造
1
,
小野田 結
1
,
村田 慎一
1
,
長谷川 貴章
1
,
金原 佑樹
1
,
守永 広征
1
,
山口 久志
1
,
稲葉 吉隆
1
Mina KATO
1
1愛知県がんセンター中央病院 放射線診断・IVR部
pp.426-431
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211136
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【ポイント】
◆大腸癌に対する全身化学療法の進歩に伴い,肝動注化学療法の位置付けは低下し,適応は限定的となっている.
◆肝動注化学療法が予後を改善しうる十分なエビデンスはないが,一部の状況では治療選択肢として検討する余地はあると思われる.
◆肝動注化学療法を施行する場合は,最大限の効果が得られるよう,適切なカテーテル留置と管理が必要である.
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