私の工夫
肥満患者の開腹虫垂切除術における皮下の展開法の工夫
石橋 雄次
1
,
末松 友樹
1
,
斎藤 洋之
1
,
大森 敬太
1
,
若林 和彦
1
,
伊藤 豊
1
Yuji ISHIBASHI
1
1国立病院機構災害医療センター消化器乳腺外科
pp.246-247
発行日 2016年2月20日
Published Date 2016/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211094
- 有料閲覧
- 文献概要
【はじめに】
開腹虫垂切除術の皮膚切開はMcBurney法やLennander法などの方法があるが,いずれも整容性を考慮すると可能な限り小さな切開長とすることが多い.しかし肥満患者では皮下脂肪が厚いため,腹膜までの距離が深くなり,小さな切開創では腹膜切開時の展開が容易ではないことがある.今回,肥満患者の開腹虫垂切除術における皮下の展開法の工夫について紹介する.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.