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特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
症状別対策マニュアル
発熱性好中球減少症—G-CSFはいかなる場合に必要か?
Approach to febrile neutropenia:in digestive cancers
林 直美
1
,
森田 佐知
2
,
小寺 泰弘
1
Naomi HAYASHI
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
2名古屋大学医学部附属病院化学療法部
pp.548-552
発行日 2015年5月20日
Published Date 2015/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210737
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【ポイント】
◆すでに発生した発熱性好中球減少症にはリスクに合わせた抗菌薬を投与し,G-CSFの治療的投与は,骨髄機能の回復をみながら行う.
◆G-CSFの予防投与は,化学療法の治療目的,発熱性好中球減少発生リスクに応じて使用を考慮する.
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