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特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
症状別対策マニュアル
貧血・血小板減少
Chemotherapy induced anemia, thrombocytopenia
岡本 龍郎
1
,
田川 哲三
1
,
諸富 洋介
1
,
前原 喜彦
1
Tatsuro OKAMOTO
1
1九州大学消化器・総合外科
pp.553-557
発行日 2015年5月20日
Published Date 2015/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210738
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【ポイント】
◆担癌患者は貧血を合併することが多く,さらに化学療法による骨髄抑制作用により,大多数の患者に貧血が併発する.
◆Hb値<11 g/dLで貧血に対するアセスメントを開始し,Hb値<7〜8 g/dLでは輸血を考慮する.
◆通常,血小板値1万/μL未満の場合,また血小板値2万/μL未満でも出血のリスクがある場合は血小板輸血を考慮する.
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