特集 2019年の白血病診療―新たな武器を上手に活用するために
白血病治療の合併症
発熱性好中球減少症
森本 将矢
1,2
,
森 信好
3
1和歌山県立医科大学付属病院血液内科
2聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科
3聖路加国際病院感染症科
キーワード:
発熱性好中球減少症(FN)
,
MASCCスコア
,
侵襲性糸状菌感染症(IMD)
Keyword:
発熱性好中球減少症(FN)
,
MASCCスコア
,
侵襲性糸状菌感染症(IMD)
pp.2119-2123
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_2119
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Summary
▪発熱性好中球減少症の診療において,重症度によるリスク分類が重要である.
▪白血病治療では,高リスク群の発熱性好中球減少症を合併しやすいため,真菌感染症に注意する必要がある.
▪好中球減少患者の抗菌薬治療期間の決定には,臨機応変な対応を要する.
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