増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅱ.婦人科編
オンコロジック・エマージェンシーへの対応法
発熱性好中球減少症
伊藤 亮治
1
,
勝俣 範之
1
1日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科
pp.148-151
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209669
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当直医へのコール
Case
併存疾患のない40歳台の卵巣がんstage Ⅳ期の患者.ドセタキセル・カルボプラチン(DC)療法中.施行中のレジメンによる発熱性好中球減少症(FN)発症リスクは頻度11%と中等度であるが,患者側のリスクは低いと見積もり,抗菌薬予防内服やG-CSF投与は行わず治療を開始した.
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