Japanese
English
特集 生検材料を手術に活かす
臓器別 癌診療における生検の役割
胆道癌
Biopsy of biliary tract cancer and the application to surgery
塚原 哲夫
1
,
江畑 智希
1
,
横山 幸浩
1
,
國料 俊男
1
,
角田 伸行
1
,
伊神 剛
1
,
菅原 元
1
,
深谷 昌秀
1
,
上原 圭介
1
,
水野 隆史
1
,
山口 淳平
1
,
下山 芳江
2
,
梛野 正人
1
Tetsuo TSUKAHARA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科
2名古屋大学医学部附属病院病理部
pp.310-315
発行日 2015年3月20日
Published Date 2015/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210675
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【ポイント】
◆適切な部位の経乳頭的胆管生検は,病理組織学的な質的診断とともに,進展範囲診断が得られ,術式など治療方針の決定に有用である.
◆胆道鏡は胆管内腔の詳細な観察と胆管癌の表層進展範囲診断に有用とされるが,最終的に生検を必要とすることが多く,適応となる症例は少ない.
◆生検や術中迅速診断における病理診断の限界を理解したうえで,胆道癌治療に当たる必要がある.
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