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特集 食道静脈瘤硬化療法—その適応と手技上のポイント
食道静脈瘤硬化療法の適応について
Indications for endoscopic sclerotherapy
出月 康夫
1
,
三條 健昌
1
Yasuo IDEZUKI
1
,
Kensho SANJO
1
1東京大学医学部第2外科
pp.1373-1378
発行日 1986年9月20日
Published Date 1986/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209523
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食道静脈瘤の治療に手術的療法,保存的療法のいずれを選ぶかについては,患者の病態を中心とした種々の背景因子を考慮した上で決定しなければならない.緊急出血例に対してはバルーンタンポナーデ法,バゾプレッシンなどにより緊急止血を試み,その後,Child AおよびB群では待期的に手術治療を行い,Child C群では内視鏡的硬化療法を行うことが現状では適当と考えられる.
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