Japanese
English
特集 Controversy;皮切と到達経路
食道静脈瘤
The incision and approach for esophageal varix
出月 康夫
1
Yasuo IDEZUKI
1
1聖マリアンナ医大第1外科
pp.1329-1333
発行日 1982年9月20日
Published Date 1982/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208115
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はじめに
食道静脈瘤出血に対する直達手術として,われわれは食道離断術を実施している.食道離断術は1964年(昭和39年)木本教授が本邦では初めて実施されて以来,わが国で最も広く普及しており,1)下部食道と胃上部の血行遮断と2)食道下端における食道の離断とが術式の基本的な構成要素である.これを実施するためには,東大2外法(経胸操作+経腹操作),経腹法,左開胸経横隔膜切開法,胸骨正中切開法など種々のアプローチ法が用いられている.
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