Japanese
English
臨床報告
多形型後腹膜脂肪肉腫の2症例
Two cases of pleomorphic liposarcoma of the retroperitoneum
池田 均
1,2
,
伊藤 博
1,2
,
篠田 徳三
1
Hitoshi IKEDA
1,2
1大宮赤十字病院外科
2群馬大学第1外科学教室
pp.707-710
発行日 1983年5月20日
Published Date 1983/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208318
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はじめに
後腹膜脂肪肉腫は,一般に診断の時点ですでに巨大な腫瘤となり,現時点においては腫瘤全摘出以外に特に有効な治療手段がない.従つて,他部位に発生した脂肪肉腫に比べて特にその予後が悪い.最近,我々は多形型後腹膜脂肪肉腫を続けて2例経験したので,ここに紹介し,若干の文献的考察を加えたい.
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