Japanese
English
臨床報告
腎癌の手術後,肺と脳に転移をきたし,これらを手術的に摘除したあと,約8年生存し続けている症例
A case who is surviving for about 8 years after operative removal of lung and brain metastases, the original tumor of which is renal carcinoma
船木 治雄
1
,
神谷 直紀
2
,
大田 早苗
1
,
広瀬 脩二
1
,
浦野 順文
3
,
降旗 俊明
4
,
村橋 勲
5
Haruo FUNAKI
1
1国立王子病院外科
2桜井病院外科
3神戸大学医学部病理学教室
4都立墨東病院脳神経外科
5独協医科大学泌尿器科
pp.701-705
発行日 1983年5月20日
Published Date 1983/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208317
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はじめに
腎癌の肺転移の手術成績は,5生率が比較的高いことで知られている.
しかしこれは肺にのみ転移した場合の成績であつて,2種類の臓器に転移した場合の5年以上生存例の報告は全くみられない.
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