特集 外科外来マニュアル
私の治療
腹部
腹部外傷処置の一般的事項
山本 修三
1
1済生会神奈川県病院外科
pp.730-731
発行日 1982年5月20日
Published Date 1982/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208004
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□概説
腹部外傷は,部位別には腹壁,腹腔内および後腹膜の損傷とそれらの合併したものにわけられる.その病態は出血(肝,腎損傷など),腹膜炎(消化管破裂など)が主なもので早期から出血性ショックに陥るものは,緊急に補液,止血が行われなければならない.腹部以外の合併損傷にも注意する.(図1,2,3)
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