Japanese
English
臨床研究
X線診断による後腹膜腫瘍の切除可能性の検討
The evaluation of radiology to the resectability of retroperitoneal tumors
飯島 俊秀
1
,
児島 高寛
1
,
高橋 逸夫
1
,
桜井 慶一
1
,
岡田 孝
1
,
中村 卓次
1
,
平敷 淳子
2
Toshihide IIJIMA
1
1群馬大学医学部第1外科
2群馬大学医学部中央放射線部
pp.133-138
発行日 1982年1月20日
Published Date 1982/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207879
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はじめに
原発性後腹膜腫瘍は比較的稀な腫瘍であり発見時にはほとんど腫瘤を触れることが多い.腫瘍の80〜90%は悪性で切除率も予後も悪い1-3).従つて術前に各種の診断法により腫瘍の部位,大きさ,質的診断に関する多くの情報を得ておくことは切除率を向上させる上で重要である.そこでわれわれは過去10年間の原発性後腹膜腫瘍における種々なX線学的検査の所見を検討し,若干の知見を得たので報告する.
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