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特集 閉塞性黄疸—最近の診断法の進歩
PTCの適応—X-ray controlled PTC,PTCDとUS guided PTC,PTCDについて
Indication of percutaneous transhepatic cholangiography: PTC & PTCD under fluoroscopic & ultrasonic guidance
高田 忠敬
1
Tadahiro TAKADA
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
pp.1132-1140
発行日 1980年8月20日
Published Date 1980/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207489
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はじめに
胆道系疾患の診断は,これまでほとんどが排泄性胆道造影法あるいはPTC,ERCPなど直接胆道造影法に依存していたと言つて過言ではなかろう.しかしながら,近年,非侵襲的検査法の1つである超音波検査法が大きく進歩し,これまで胆道造影法の大きな役割であつた"胆石のみつけだし"や"黄疸の鑑別"は,超音波検査法が主役をなすところとなつた.
また,PTCそのものの手技も,これまでのX線透視下での穿刺法に加え,超音波誘導下での穿刺も工夫され実用される時代となつてきた1-6).このような背景において,PTCの適応がいかがなるものであるかが今回与えられた課題である.
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