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特集 外科医のための麻酔
Poor risk患者の麻酔—どう考えどう準備するか
Anesthesia of the poor-risk patient
土谷 晃子
1
Teruko TSUCHIYA
1
1東京都養育院付属病院麻酔科
pp.191-194
発行日 1980年2月20日
Published Date 1980/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207374
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はじめに
最近は10年前には余り手術の対象とならなかつた非常にリスクの悪い患者に対して開胸,開腹などの大手術が行なわれるようになり,しかも成功例が多い.リスクの悪い患者の麻酔は術前準備も含めて術中術後ともに問題が多いので,それらの諸問題への対処の仕方を中心に述べるが,ここでは独特の問題を抱えた未熟児,乳児,高齢者については省く.また救急患者も救急であること自体がリスクの悪さにつながるが,救急患者の麻酔については別項を設けてあるのでここでは言及しない.
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