Japanese
English
臨床研究
膵頭十二指腸切除術後早期の残存膵機能—とくにP-Sテストとの対比を中心に
Early function of the remnant pancreas after pancreatoduodenectomy:with special reference to comparative studies of pancreozyminsecretin test before operation
日野原 徹
1
,
竹内 勤
1
,
岸 清志
1
,
岩井 宣健
1
,
西村 興亜
1
,
古賀 成昌
1
,
安達 秀雄
2
Toru HINOHARA
1
1鳥取大学医学部第1外科
2鳥取大学医療技術短期大学部
pp.1313-1317
発行日 1979年8月20日
Published Date 1979/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207266
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はじめに
膵頭十二指腸切除術(以下PDと略す)は手術手技の進歩によつて,その直接成績も年々向上し,現在ではほぼ安全な術式となつてきた.しかし一方,本手術に伴う主要臓器大量切除による術後障害に関しては,未解決の問題も多く,その病態の把握が術後管理の上からも重要な問題となつてきている.そこで,われわれは術後の消化吸収において,問題となる残存膵機能に関し検討したので,その成績を報告する.
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